がらくた屋敷
引き手金具
寺院の襖に使用されていた引き手金具で、本堂内部を飾るアクセントとしての機能をも兼ね備えたものであった。
左側のものは銅板に菊花葉を打出した文様で、右側のものは鋳型で鋳造されたものである。
和釘
金槌で叩いてつくる鍛造の釘で、洋釘が入ってくるまではこのような釘が使用されていたのである。
上側の釘は長さ24.7p、中央のものは22.7p、下側のものは24.5pありこのような長い物は比較的規模の大きい建築に使用されていたものと思われる。
和鎹
金槌で叩いてつくる鍛造のカスガイで、長さは12p、軸は0.8p角である。釣り具
戦時中金属が乏しくなった頃の磁器製の釣り具で木ネジが硫黄で取りつけてある。