瓦製造

 黄鋒堡古城の脇にある瓦製造所で、遺跡である版築の城壁の土を利用している。固まりの黄土を砕いて練り覆屋の中で定規を使って粘土板を切り取る。
 粘土板は手動ロクロの上の円筒形型板に巻きつけて叩き板で形を整えて、型板とともに乾燥場に持って行き型板を外す。しばらくして内側に4等分の筋目を入れ乾燥後に4つに割って城壁に作った簡単な窯で焼成しているのである。(寧夏回族自治区

仕上り瓦

 目分量で割れ目の筋目を付けているので、瓦の仕上り精度は気にしていないようである。

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