各地の民家

 中国は広大であり気候、風土、宗教、文化等により様々な建築がみられる。これらのうち旅のつれづれに見られた民家を紹介する。
 河西回廊の西部にある安西双塔水庫農場の民家である。ゴビ(砂礫の砂漠)の中のオアシスにあり、厳しい環境に対応した住居である。
 建築材料は無尽蔵にある黄土を利用した日干しレンガである。(甘粛省
 トルファン郊外吐峪溝の民家である。ゴビ(砂礫の砂漠)の中のオアシスにあり、厳しい環境に対応した住居である。
 建築材料は無尽蔵にある黄土を利用した日干しレンガである。新彊ウイグル自治区
 
 北京特有の昔ながらの路地で胡同という。胡同に沿って四合院といわれる住居が並んでいる。(北京市)
  天水市の民家で、高塀を巡らせた中に片流れの建物が数棟みられる。中国伝統の四合院と称する基本型に準拠して建てられたものとみられる。
 建築材料は無尽蔵にある黄土を利用した日干しレンガで、瓦葺き屋根である。(甘粛省)
 向州府から桐川間の農家で、高塀を巡らせた中に片流れの建物が一〜ニ棟みられる
 
築材料は無尽蔵にある黄土を利用した日干しレンガで、瓦葺き屋根である。(甘粛省)
 同心から固原間の農家で、厳しい環境に対応した住居である。建築材料は無尽蔵にある黄土を利用した日干しレンガである。
 この地方では地上式ヤオトンが多くみられる
。(寧夏回族自治区)
 広州駅から常平駅間で見られた古い民家である。(広東省)
 トルファンは葡萄の産地であり干し葡萄が特産品である。
 この建物は葡萄の乾燥庫であり、日干しレンガを積み重ねて造られたものである。
 規模の大小はあるが壁面の透かし部分と上部の十字型の透かしなどは共通したディテールで造られている。(新彊ウイグル自治区)

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