はつかいちの蔵飾り
図柄類 1
 ケラバの三角部分に大きく雲文と飛び鶴の像が表してあり右側のものと同じ左官の作と思われる。(吉和)  ケラバの三角部分に大きく雲文と飛び鶴の像が表してあり左側のものと同じ左官の作と思われる。(吉和)
 正月の祝福芸能である萬歳を表し太夫が扇子を持ち才蔵が小鼓を持った像が、また、小屋根と鬼瓦を模した部分には家紋の蔦紋が表してある。(原)  波文に霊亀と跳び兎と三日月が彩色で表してある。(飯山)
 弓の名手那須の与市が扇の的を射落とす様子を表した像が、また、小屋根と鬼瓦を模した部分には家紋の違釘抜紋が表してある。(原)  負けず劣らずの龍と虎の争いを表している。(上平良)
 敬愛富財の神様である恵比寿さんと大きな鯛を表した像、また、小屋根と鬼瓦を模した部分には家紋の剣酢漿草(かたばみ)紋が表してある。(原)  敬愛富財の神様である恵比寿さんと大きな鯛を表した像である。(上平良)
 空に上って雲をおこし雨を降らすという龍を表し火除けの祈願をしている。(上平良)  空に上って雲をおこし雨を降らすという龍と猛禽類の王者鷹が表してあり魔物を寄せ付けず火除けの祈願をしている。(上平良)
 牛の両側に籠を乗せ金太郎があぐらを組んで乗っている像である。(上平良)  牛に袋みたいなものを乗せ金太郎が籠を背負いあぐらを組んで乗っている像である。また、小屋根と鬼瓦を模した部分には家紋の違釘抜紋が表してある。(原)
 牛に籠を乗せ上図のような金太郎かは不明であるが人物が乗っている像で、従者が籠を背負った像である。(上平良)  縁起のよい鶴と亀とを表した像である。(上平良)
 雲文に飛び鶴を表した像である。(玖島)  鷹が松の枝に止まって獲物を狙っているような像である。(奥谷尻)
廿日市の蔵飾り一覧
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